第36回東京国際映画祭「エシカル・フィルム賞」は今回、新設されたアワードです。エシカルの定義を「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」とし、本年度エントリーされた新作の中から、「エシカル」の基本理念に合致する優れた作品を選出します。ジェンダー平等、環境、貧困、多様性、差別といった現代の重要な社会テーマに向き合った作品が対象となります。
 
『20000種のハチ（仮題）』、『漁師』、『パワー・アレイ』の3作品がノミネートされていましたが、
自分の性別に悩みを持つ8歳が主人公の作品『20000種のハチ（仮題）』が選ばれました。
 
審査委員
水野誠一（a・unエシカル百科店 スーパーバイザー/supervisor、元西武百貨店社長）
坂口真生（a・unエシカル百科店 エシカルプロデューサー/ethical producer）
工藤里紗（テレビ東京 制作局 クリエイティブ制作チーム チーフ・プロデューサー）
渡辺一正（住友商事執行役員・メディア事業本部長）
 
受賞作品は、10月31日(火)10:30より、丸の内TOEIにて上映が行われ、引き続き、表彰式とトークショーが実施されます。
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ワールド・フォーカス部門
『20000種のハチ（仮題）』

第73回ベルリン映画祭にて、主役を演じたソフィア・オテロは8歳にして史上最年少で主演俳優賞受賞。自分の性別に悩みを持つ少年とそれを見守る家族の優しさを描く。
監督：エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
キャスト：ソフィア・オテロ、パトリシア・ロペス・アルナイス、アネ・ガバラン