東京国際映画祭
ミッション
36 回目の開催となる今年、東京国際映画祭では新たにミッション(理念)を下記一文にて策定しました。これまで東京国際映画祭ではその年ごとにテーマやポイント等を設定してきていましたが、今後はこのミッションを基本理念として貫きながらスタッフ一同映画祭の運営にあたっていく所存です。
東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。
この1年でスタッフ一同で意見を出し合い、「東京」「国際」「映画」「祭」をきちんと言葉通りに体現できるようにということで考えました。「映画の可能性」にはアート作品からエンタメ大作まで様々な作品が生み出される可能性、人生や文化、世界を変える可能性、過去の遺産の継承(旧作)・現在の多様性の享受(最新作)・未来の開拓(野心作)への可能性、など様々な思いを込め、「多様な世界」には国・人種・性別・民族・宗教・言語・価値観・世界観などの様々なボーダーを越えたもの、国外だけでなく国内も含み、製作者と観客のボーダーも越えたものといったことを意図し、映画の力で多種多様な世界をよりカラフルにしていけたらと思っております。そして、最終的にはお祭りとして楽しんで頂ければと思っています。
第36回東京国際映画祭 ビジュアル
ポスタービジュアル監修:コシノジュンコ
今年は本映画祭で生誕120年となる小津安二郎の特集を組むことになっており、その小津の代表作の1つである『東京物語』にオマージュを捧げるようなイメージで、現代の東京(撮影場所は東京駅近くのKITTE丸の内の屋上庭園)を舞台に、『東京物語』の中の笠智衆さんと原節子さんのように、親子で奥田瑛二さんと安藤桃子さんを撮り下ろしました。
名称 | 第36回東京国際映画祭 |
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主催 | 公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会) |
共催 | 経済産業省 国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門) |
期間 | 2023年10月23日(月)~11月1日(水)[10日間] |
開催会場 | シネスイッチ銀座、丸の内TOEI (中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、ヒューリックホール東京、丸ビルホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、有楽町micro、東京宝塚劇場(千代田区)ほか、都内の各劇場及び施設・ホールを使用 |
後援 |
総務省/外務省/観光庁/千代田区/中央区/ 独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/ 一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工会議所/ 一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/ 一般社団法人外国映画輸入配給協会/ モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)/ 全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/ 特定非営利活動法人映像産業振興機構/一般社団法人日本映像ソフト協会/ 公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/ 一般社団法人デジタルメディア協会 |
助成 |
文化庁文化芸術振興費補助金(映画祭支援事業)
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公益財団法人 ユニジャパン(旧:財団法人日本映像国際振興協会(UNIJAPAN))は、財団法人日本映画海外普及協会(ユニジャパン・フィルム)と財団法人東京国際映像文化振興会と統合し、平成17年4月1日より新しく発足しました。
これにより、従来の日本映画を海外に普及するという活動以外にも東京国際映画祭の開催運営事業が追加されました。
そして、平成22年7月1日に、「公益財団法人ユニジャパン」として移行の登記を行いました。
ユニジャパンは、国際映画祭を開催し、次代を担う才能の発掘・育成の助成及び、映画フィルムの保存を図るとともに海外において日本映像の普及宣伝を行い、もって我が国の映像文化の発展を促し、日本映像の輸出の振興を促進させること、また、国際友好及び文化の増進に寄与することを目的とします。
詳しい事業内容は http://unijapan.org/
コ・フェスコ・フェスタ( JAPAN国際コンテンツフェスティバル )とは日本が誇るゲーム、アニメ、マンガ、キャラクター、放送、音楽、映画といったコンテンツ産業およびファッション、デザイン等コンテンツと親和性の高い産業に関わる各種イベントを効果的に海外に発信するための海外発信力強化支援プロジェクトです。
日本コンテンツに係るイベントのネットワーク構築、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションの在り方等の検討、国内外に向けての情報発信等より、日本コンテンツの市場拡大につなげることを目的としています。
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