第36回東京国際映画祭ユース部門特別企画
特別講師に真利子哲也監督(『宮本から君へ』)を迎え、中学生を対象とした映画制作ワークショップを開催決定!
▽開催概要 ▽応募はコチラ
▽真利子哲也監督コメント ▽こども映画教室 土肥悦子代表コメント
2023年10月23日(月)~11月1日(水)に開催する、第36回東京国際映画祭は「映画の未来の開拓」を重要なテーマの一つとして掲げています。映画を「見る人、作る人を育てる」ことを目的としたユース部門の特別企画として、全国各地でこどもたちを対象に映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室」と共に、7年目となる、中学生向けの映画制作ワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2023」を昨年に続き対面で夏休み期間中に実施することが決定いたしました。特別講師として『宮本から君へ』『ディストラクション・ベイビーズ』で世界を驚かせた奇才・真利子哲也監督を迎え、千代田区にある施設を拠点として、中学生がプロの映画監督やスタッフとともに本格的な映画づくりに挑戦します。
完成した作品は今年度の東京国際映画祭にてワールドプレミア上映いたします!なお、本年は映画祭期間中にティーンズ向けの映画制作ワークショップを開催している世界の関係者を招待し、映画教育の未来を考える国際シンポジウムの開催も予定しています。
◆特別講師プロフィール◆
真利子哲也(まりこ・てつや)監督
1981年、東京生まれ。法政大学在学中、イメージフォーラム付属研究所に所属。卒業制作の8ミリフィルムの短篇『極東のマンション』(03)『マリコ三十騎』(04)がオーバーハウゼン国際短編映画祭で映画祭賞を受賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2年連続のグランプリ受賞。東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品『イエローキッド』(09)は、バンクーバー国際映画祭をはじめ、香港、ロッテルダム、サンセバスチャンで招待上映。『ディストラクション・ベイビーズ』(16)は、ロカルノ国際映画祭で最優秀新進監督賞、ナント三大陸映画祭で銀の気球賞、ヨコハマ映画祭で6冠など。『宮本から君へ』(19)は、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞、高崎映画祭で監督賞を受賞。近作に、外出自粛期間中の世界14カ国22箇所の日常をまとめた『MAYDAY』(20)、短編『COYOTE』(21)がある。
◆コメント◆
小学生の頃、父がテレビで録画した映画をよく一緒に観ていました。映画館にも連れていってもらって、知らないうちに映画は特別な体験だと思うようになりました。中学生になって家の近くのレンタルビデオ店で自分から映画を観るようになって、高校生の頃にはぼんやりと自分が好きな映画ができて、大学生ではじめて映画の話をする友達ができて、サークルの8mmカメラで短編映画を作りはじめました。気の向くままに遊んでいたあの頃の短編映画は、今でもぼくの代表作です。映画は十人十色で正解も間違いもなかったりするからおもしろい。どんな映画にも良いところがあるもので、デタラメなものこそ素晴らしかったりする。夏休みの子どもたちがみんな一緒になって、わからないことは考えて発見しながら、映画の奥の深さをトコトン遊び尽くしたいと思います。
©2022 TIFF
◆中学生と映画をつくるということ◆
「映画には、正解はありません。チームのみんなが「これがいい!」と出した納得解があるだけです。このとき、①大人が手出し口出ししない、ことで、こどもたちが否応なしに自ら考え、コミュニケーションをとり、決定していきます。そして、②本物の映画人に出会う、ことで、真摯なものづくりや映画人の‟映画観“を体感していきます。講師やスタッフは中学生たちを見守り、応援し、認めていきます。このことは彼ら彼女らにとって大きな自信となるでしょう。多感な中学生たちにとって、この「人とかかわらずには完成させられず」また「自分と向き合わずにはいられなくなる」映画づくりという体験は、その人生において大きな意味を持つものになると思います。
この活動は、映画づくりというキャリア教育でもあり、また、コミュニケーション能力を培うものでもあり、メディアリテラシーでもあり、なにより人間教育としてこどもたちの大きな成長の機会となるでしょう。」
(一般社団法人こども映画教室代表 土肥悦子)
第36回東京国際映画祭ユース部門特別企画 「TIFFティーンズ映画教室2023」開催概要
中学生×映画×東京――あなたは、どんな映画をつくりますか?
「TIFFティーンズ映画教室2023」」は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップです。プロの映画監督やスタッフとともに、プロット作りから撮影、編集など映画作りのすべての過程を中高生たち主体で進めていきます。そして完成作品は、今秋開催の東京国際映画祭のスクリーンでワールドプレミア上映!全国各地でこどもたちを対象に、映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室」と共に、特別講師として『宮本から君へ』の真利子哲也監督を迎え、都内をロケ地に映画制作を行います。
開催日時(予定):活動時間については進捗によって予定が変更されることがございますのでご了承下さい。
2023年
8月1日(火)、2日(水)
10:00集合 ワークショップ10:30~18:00 ガイダンス、お話づくりワーク
8月4日(金)、5日(土)
10:00集合 ワークショップ10:30~18:00 お話づくりワーク、撮影
8月7日(月)、8日(火)、9日(水)
10:00集合 ワークショップ10:30~18:00 撮影、編集
8月10日(木)
10:00集合 ワークショップ10:30~19:30 編集、上映
TIFF会期中(10月23日-11月1日)
ワールドプレミア上映(日時は後日発表)
※完成作品と8日間のメイキング映像作品を上映、映画教室に参加する中学生はゲストとして参加、同時期に開催されるシンポジウムのゲストも鑑賞
場所:千代田区施設とその周辺(予定)
対象:中学生 /
定員:18名
参加費:無料 /
メイキング映像を含むDVD&文集:6,000円
申込期間:2023年6月12日(月)~7月14日(金)
※応募者多数の場合は抽選となります。
※申込みは全日程参加可能な方を優先いたします。
※コロナの感染状況次第では中止になる可能性もあります。
主催:公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会)
共催:東京都
企画運営: 一般社団法人こども映画教室
<一般社団法人こども映画教室について>
「こどもと映画のアカルイミライ」を目指すことをミッションに、全国で映画・映像に関するワークショップの企画・実施、
文化庁の事業として学校などでのワークショップや、シンポジウムを開催している。
公式サイト:
kodomoeiga.com
お問い合わせ:「TIFFティーンズ映画教室2023」事務局 teens_meet_cinema@tiff-jp.net
ご応募はココから↓ (表示されない、入力できない場合は
コチラ )
第36回東京国際映画祭ユース部門特別企画
特別講師に真利子哲也監督(『宮本から君へ』)を迎え、中学生を対象とした映画制作ワークショップを開催決定!
▽開催概要 ▽応募はコチラ
▽真利子哲也監督コメント ▽こども映画教室 土肥悦子代表コメント
2023年10月23日(月)~11月1日(水)に開催する、第36回東京国際映画祭は「映画の未来の開拓」を重要なテーマの一つとして掲げています。映画を「見る人、作る人を育てる」ことを目的としたユース部門の特別企画として、全国各地でこどもたちを対象に映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室」と共に、7年目となる、中学生向けの映画制作ワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2023」を昨年に続き対面で夏休み期間中に実施することが決定いたしました。特別講師として『宮本から君へ』『ディストラクション・ベイビーズ』で世界を驚かせた奇才・真利子哲也監督を迎え、千代田区にある施設を拠点として、中学生がプロの映画監督やスタッフとともに本格的な映画づくりに挑戦します。
完成した作品は今年度の東京国際映画祭にてワールドプレミア上映いたします!なお、本年は映画祭期間中にティーンズ向けの映画制作ワークショップを開催している世界の関係者を招待し、映画教育の未来を考える国際シンポジウムの開催も予定しています。
◆特別講師プロフィール◆
真利子哲也(まりこ・てつや)監督
1981年、東京生まれ。法政大学在学中、イメージフォーラム付属研究所に所属。卒業制作の8ミリフィルムの短篇『極東のマンション』(03)『マリコ三十騎』(04)がオーバーハウゼン国際短編映画祭で映画祭賞を受賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2年連続のグランプリ受賞。東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品『イエローキッド』(09)は、バンクーバー国際映画祭をはじめ、香港、ロッテルダム、サンセバスチャンで招待上映。『ディストラクション・ベイビーズ』(16)は、ロカルノ国際映画祭で最優秀新進監督賞、ナント三大陸映画祭で銀の気球賞、ヨコハマ映画祭で6冠など。『宮本から君へ』(19)は、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞、高崎映画祭で監督賞を受賞。近作に、外出自粛期間中の世界14カ国22箇所の日常をまとめた『MAYDAY』(20)、短編『COYOTE』(21)がある。
◆コメント◆
小学生の頃、父がテレビで録画した映画をよく一緒に観ていました。映画館にも連れていってもらって、知らないうちに映画は特別な体験だと思うようになりました。中学生になって家の近くのレンタルビデオ店で自分から映画を観るようになって、高校生の頃にはぼんやりと自分が好きな映画ができて、大学生ではじめて映画の話をする友達ができて、サークルの8mmカメラで短編映画を作りはじめました。気の向くままに遊んでいたあの頃の短編映画は、今でもぼくの代表作です。映画は十人十色で正解も間違いもなかったりするからおもしろい。どんな映画にも良いところがあるもので、デタラメなものこそ素晴らしかったりする。夏休みの子どもたちがみんな一緒になって、わからないことは考えて発見しながら、映画の奥の深さをトコトン遊び尽くしたいと思います。
©2022 TIFF
◆中学生と映画をつくるということ◆
「映画には、正解はありません。チームのみんなが「これがいい!」と出した納得解があるだけです。このとき、①大人が手出し口出ししない、ことで、こどもたちが否応なしに自ら考え、コミュニケーションをとり、決定していきます。そして、②本物の映画人に出会う、ことで、真摯なものづくりや映画人の‟映画観“を体感していきます。講師やスタッフは中学生たちを見守り、応援し、認めていきます。このことは彼ら彼女らにとって大きな自信となるでしょう。多感な中学生たちにとって、この「人とかかわらずには完成させられず」また「自分と向き合わずにはいられなくなる」映画づくりという体験は、その人生において大きな意味を持つものになると思います。
この活動は、映画づくりというキャリア教育でもあり、また、コミュニケーション能力を培うものでもあり、メディアリテラシーでもあり、なにより人間教育としてこどもたちの大きな成長の機会となるでしょう。」
(一般社団法人こども映画教室代表 土肥悦子)
第36回東京国際映画祭ユース部門特別企画 「TIFFティーンズ映画教室2023」開催概要
中学生×映画×東京――あなたは、どんな映画をつくりますか?
「TIFFティーンズ映画教室2023」」は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップです。プロの映画監督やスタッフとともに、プロット作りから撮影、編集など映画作りのすべての過程を中高生たち主体で進めていきます。そして完成作品は、今秋開催の東京国際映画祭のスクリーンでワールドプレミア上映!全国各地でこどもたちを対象に、映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室」と共に、特別講師として『宮本から君へ』の真利子哲也監督を迎え、都内をロケ地に映画制作を行います。
開催日時(予定):活動時間については進捗によって予定が変更されることがございますのでご了承下さい。
2023年
8月1日(火)、2日(水)
10:00集合 ワークショップ10:30~18:00 ガイダンス、お話づくりワーク
8月4日(金)、5日(土)
10:00集合 ワークショップ10:30~18:00 お話づくりワーク、撮影
8月7日(月)、8日(火)、9日(水)
10:00集合 ワークショップ10:30~18:00 撮影、編集
8月10日(木)
10:00集合 ワークショップ10:30~19:30 編集、上映
TIFF会期中(10月23日-11月1日)
ワールドプレミア上映(日時は後日発表)
※完成作品と8日間のメイキング映像作品を上映、映画教室に参加する中学生はゲストとして参加、同時期に開催されるシンポジウムのゲストも鑑賞
場所:千代田区施設とその周辺(予定)
対象:中学生 /
定員:18名
参加費:無料 /
メイキング映像を含むDVD&文集:6,000円
申込期間:2023年6月12日(月)~7月14日(金)
※応募者多数の場合は抽選となります。
※申込みは全日程参加可能な方を優先いたします。
※コロナの感染状況次第では中止になる可能性もあります。
主催:公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会)
共催:東京都
企画運営: 一般社団法人こども映画教室
<一般社団法人こども映画教室について>
「こどもと映画のアカルイミライ」を目指すことをミッションに、全国で映画・映像に関するワークショップの企画・実施、
文化庁の事業として学校などでのワークショップや、シンポジウムを開催している。
公式サイト:
kodomoeiga.com
お問い合わせ:「TIFFティーンズ映画教室2023」事務局 teens_meet_cinema@tiff-jp.net
ご応募はココから↓ (表示されない、入力できない場合は
コチラ )