2023.05.09 [更新/お知らせ]
訃報 ペマ・ツェテン監督

チベット映画の先駆者であり、これまでに国内外の映画祭で40以上の賞を受賞、『タルロ』『羊飼いと風船』といった作品で知られるペマ・ツェテン監督がお亡くなりになりました。53歳でした。
 
監督作『オールド・ドッグ』(11)、『タルロ』(15)、『羊飼いと風船』(19)で、東京フィルメックスのグランプリを3度受賞、『轢き殺された羊』(18)では第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門の脚本賞を受賞しました。
チベット出身の新人監督の育成にも注力されており、2021年の第34回東京国際映画祭コンペティション部門出品のジグメ・ティンレー監督の長編デビュー作『一人と四人』ではプロデューサーの1人として参加されました。
 
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
東京国際映画祭
 


第34回東京国際映画祭 コンペティション部門出品
一人と四人
一人と四人
©Mani Stone Pictures

監督:ジグメ・ティンレー
プロデューサー:ペマ・ツェテン、ワン・レイ
キャスト:ジンパ、ワン・ジェン、クンデ

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